Diezel EINSTEIN ギターアンプの真空管測定

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Diezel EINSTEIN ギターアンプの真空管測定

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド&reg; 代表の佐々木です。

<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=863&chapter=0">真空管聴き比べSOUND BARの制作でお世話になっているビジネスパートナーの<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=861&chapter=0">Dr.Subsonic氏がギターアンプのDiezel EINSTEINを購入されたということで、搭載されている真空管の測定を依頼されました。

私が<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=962&chapter=0">誰も教えてくれない真空管の真実 プリ管編でデフォルト搭載のプリ管は特性が揃っていない旨を述べていることから、ご自身が実際に購入したアンプの実情を知りたいということです。

数日後、<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=861&chapter=0">Dr.Subsonic氏よりパワー管およびプリ管が送付されてきました。

<img width="320" height="233" alt="真空管聴き比べ新曲49曲" src="http://www.vintagesound.jp/blog/201002/20100228.jpg" border="0" />

画像の左より、6550(TAD)が2本、12AX7(RUBY)が2本、12AX7(TAD)が4本の構成です。ギタリストの方ですと、TAD、RUBYという楽器店でメジャーな真空管が入っているという認識でしょうが、TAD、RUBYは、真空管メーカーではありませんので、中身は別のブランドです。

種明かしをすれば、6550(TAD)の中身は、6550 Svetlana Cロゴです。12AX7(RUBY)および12AX7(TAD)の中身は、共に中国製です。

早速、各真空管を測定してみました。

<table width="750" border="1" cellspacing="0" cellpadding="0">
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<td style=";">真空管規格</td>
<td style=";">測定値</td>
<td style=";">判定</td>
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<tr>
<td>6550 TAD</td>
<td>Plate Current 43.3mA</td>
<td>合格</td>
</tr>
<tr>
<td>6550 TAD</td>
<td>Plate Current 過電流</td>
<td>不合格</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 RUBY</td>
<td>Gain 92/103</td>
<td>バラツキ大</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 RUBY</td>
<td>Gain 98/89</td>
<td>バラツキ大</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 TAD</td>
<td>Gain 97/96</td>
<td>双極マッチ</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 TAD</td>
<td>Gain 85/96</td>
<td>バラツキ大</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 TAD</td>
<td>Gain 102/88</td>
<td>バラツキ大</td>
</tr>
<tr>
<td>12AX7 TAD</td>
<td>Gain 93/101</td>
<td>バラツキ大</td>
</tr>
</table>

測定結果は、驚くべきものとなりました。

なんと、パワー管のうち、1本は、過電流でグロー放電が発生し、使用不可能でした。<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=861&chapter=0">Dr.Subsonic氏に連絡したところ、グロー放電はアンプ実装時にも出ていたが、音は出ていたとのことでした。そうすると、パワー管2本のうち、1本が死んだ状態ですので、片肺運転ということになります。

従って、2本で50Wのアンプですから、半分の25Wで稼働していたことになります。買ったばかりのアンプなのに、信じられない結果となりました。

もっとひどい結果は、プリ管です。各ゲインのバラツキが非常に大きく、6本のうち、特性が揃った双極マッチはわずか1本で、その他5本は、バラバラ状態で、これでは、歪みやクリーンの正確な制御はできません。

いかがでしょうか。

とはいっても、世の中に出回っているアンプのほとんどは、このような実体ということができます。

だからこそ、弊社の存在意義があると信じて、今日もお客様へのコンサルティグに精を出したいと思います。

なお、<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=861&chapter=0">Dr.Subsonic氏は、特性が揃った6550 TUNG-SOL 2本マッチと、12AX7 TUNG-SOL 6本マッチをお買い上げいただき、交換後、別次元サウンドのDiezel EINSTEINをご堪能されているようです。

2010.2.28                         

Good music !

&copy; 2010 VINTAGE SOUND

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<a href="http://www.vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=874&chapter=0"><img width="320" height="100" alt="パワー管交換の前に見て下さい。" src="http://www.vintagesound.jp/vintageimage_jp/biasfree_main.jpg" border="0" />

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