企業と高齢者つなぐパイプ役 「元気シニア代表」は三毛作突入!

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ナイキ スニーカー元気シニアの1人であり、シニアマーケティングの専門家、「CSN企画」代表の富田眞司さん(72)は、シニア市場への参入を図る企業に引っ張りだこだ。

 名古屋の広告会社を振り出しに企画立案の専門能力をいかし、広告プランナーとして建材メーカー、自動車メーカー系広告会社など6つの会社を渡り歩いた。2002年、6社目の広告会社を62歳で定年退職。会社に雇われる人生にオサラバした。

 退職金と企業年金で「毎日が日曜日」という悠々自適のリタイアメントライフは考えず、自営業の道に進んだ。高級住宅街として知られる東京・恵比寿に居を構えるために貯金をはたき、働かざるを得ない状況に自らを追い込んだ。

 「働かないと食べていけなかったし、60代前半でリタイアする気はさらさらなかった」

 退職と同時に「CSN企画」を立ち上げ、企画書作りの講師、シニアマーケティングの専門家としての活動を始めた。屋号のCSNは、コア・コンピタンス(核となる能力)、スピード、ネットワークの略。猛烈な早口だが、仕事も早い。

 「普通の人が企画書を書くのは1カ月にせいぜい2本か3本だと思うのですが、私はサラリーマン時代、ナイキ ランニングシューズ1カ月に10本書いていました。3日に1本仕上げていたわけです」

 自他共に認める企画のプロ。「人生二毛作」は著作と講演が稼ぎの中心となった。定年後の2005年に書いた「提案書・企画書がスラスラ書ける本」(かんき出版)が8刷のベストセラーに。これまでに出したビジネス本は18冊、総発行部数は16万部に達する。

 定年後の62歳から72歳までを人生の二毛作とすると、これからは三毛作目。現在、設立準備中の「元気シニア総研」は役員の人選を終えた。12月から本格的な活動を始める。

 「私の仕事は組織を作ってまとめること。シニア市場に参入する企業にシニアビジネスのやり方を教えるのと、私と同じシニアに生き方の話をする。ここでもうけようという発想はない。ただ、講演の仕事は入ってくる。ある程度貯金はたまったけれど体力はまだあるから、あまり無理をしない程度に世の中の役に立つことをやろうということです」

 とにかく元気だ。年齢を感じさせないパワーに圧倒される。働くことが元気の秘訣。「朝、寝床の中で自己流の体操を30分。1日1万5000歩は歩いている」という。100歳過ぎて現役の医師として活躍する有名な先生と同じく、生涯現役の道を歩むことになる?ランニングシューズ

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