“PM2・5”関連「TOTO」に妙味 上値狙う順張り戦略有効

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バッグ 小物日経平均株価は、相場全体を左右する材料が乏しいために、方向感が定まらず、もみあいの展開です。3月決算企業の発表が本格化しており、個別銘柄は、企業独自の材料で変動する可能性が高いでしょう。

 こうした局面では、業績が好調で、株価が上昇トレンドを形成している銘柄の上値を狙う順張り戦略が有効と考えます。そこで、私が注目した銘柄は『TOTO』(5332)。同社は、トイレやバスルームなどの水回りに強みを持つ住宅総合機器メーカーとして知られています。

 10月末に発表した第2四半期決算では、売上高2473億円(前年同期比+12・4%)、営業利益152億円(同+139・4%)、当期純利益183億円(同+345・4%)と大幅な増収増益となりました。

 国内住宅市場の活況を背景に、リフォーム向け製品、新築住宅向け製品ともに販売が好調に推移し、売上高が伸長しています。企業が本業で稼ぎ出す利益についての収益性を判断できる「売上高営業利益率」も改善しています。

 2013年3月期の売上高営業利益率は2・9%でしたが、今期は6・2%となっており、同社の収益性が大きく向上していることが確認できます。同社は、徹底したコスト低減を行い収益性を向上させたことで、売上高の伸び率と比較して、営業利益の伸び率が大きくなっています。

 売り上げを効率よく利益に変えることができる同社は、好調な国内住宅市場の環境を追い風に、大きく成長する期待が持てると判断しました。

 株価は、本年度に入り強い上昇トレンドを形成しています。株価水準は、PER(株価収益率)13・3倍と割安感は感じませんが、今後の成長性を考慮すると、株価の上昇余地は十分にあるでしょう。

 直近の株価をみると、5日に年初来高値1489円を付けて以降、利益確定売りが出て、短期的に調整しています。成長性を考慮すると、上昇トレンドは継続する可能性が高いと考え、押し目買いのチャンスと判断しました。

 また、同社は「PM2・5」関連銘柄として投資家の注目を浴びる可能性もあります。光触媒を利用し、財布太陽光や雨などを使った環境浄化技術を開発しました。この技術は、PM2・5を分解することができる特長を持ち、「ハイドロテクト」ブランドとして塗料やタイルに応用しています。

 現時点では、売り上げ全体に占める「ハイドロテクト」商品の割合は小さいものの、中核商品になる可能性を秘めています。PM2・5は、社会問題に発展しており、「ハイドロテクト」が投資家の注目を集めるのではないでしょうか。

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