核融合と月
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カテゴリ ・ 宇宙のお話
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はやぶさ2による小惑星の鉱物サンプル採取技術価値が10兆円との評価を受けています。
人類による最終的なエネルギー獲得の方法はダイソン球による太陽エネルギーの獲得と言われていますが、人類はまだその段階にはありません。
しかし、太陽エネルギーの源である核融合を模した核融合発電については日本を含む世界各国での研究開発が進められています。
核融合発電は文字通りにイオン化させた原子の原子核同士を融合させる際に発生するエネルギーを利用して発電するものですが、そのためには超高圧もしくは超高温状態にすることが求められます。
太陽のように水素原子同士を核融合させるには膨大な圧力が必要であり、それを地球上で実現するのは現在の人類には不可能です。
そのため、それよりは融合しやすい重水素と3重水素を超高温の電磁場や高エネルギーレーザーでイオン化し、核融合エネルギーを得る実験が進められています。
しかし、重水素は海水に大量に含まれているものの、3重水素は地球上にわずかしか存在せず、その生成には核反応が必要になるなど生成が困難です。
そこで3重水素の代用となるヘリウム3に注目が集まっています。
このヘリウム3も地球上にわずかしか存在していませんが、月の鉱物から採取が可能なのです。
人類が再び月を目指したり、惑星から鉱物採取を試みているのには、このような側面もあるのです。はたしてヘリウム3をどの国が支配しようとし、支配するのか、若い皆さんは注目し続けてください。
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