レアアースについて

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現在の日本国内のレアアース

南鳥島沖の海底に世界第3位規模(約1600万トン)の「レアアース泥」が存在し、2026年2月に深海約6000mからの連続揚泥試掘に世界で初めて成功した。

レアアースの性質と使途
レアアース(希土類元素)は、スカンジウム、イットリウム、ランタノイドの合計17元素の総称です。「産業のビタミン」とも呼ばれ、現代のハイテク製品に不可欠な素材。

1. レアアースの主な性質

・独自の磁気・光・電子特性: 原子構造(4f軌道)に特徴があり、非常に強力な磁性や特有の光特性(蛍光)、触媒効果を発現します。

・元素間の類似性: 17の元素は化学的性質が互いに非常によく似ており、鉱石から個別に分離・抽出するのが難しいという特徴があります。

・希少性は必ずしも高くない: 名前とは裏腹に、地殻存在比は鉛や亜鉛よりも高いケースも多いですが、経済的に採掘可能な「高濃度」の鉱床が少ないため、「レア(希)」と呼ばれています。

2. レアアースの主な使途
ハイテク製品から環境対応型技術まで幅広い分野で使用されています。

・高性能永久磁石(ネオジム磁石など):
電気自動車(EV)の駆動モーター
風力発電の風車モーター
ハードディスクドライブ(HDD)のヘッド、家電製品(エアコン、掃除機)のモーター
・触媒・研磨材・ガラス添加剤:
自動車の排ガス浄化用触媒(セリウムなど)
液晶ディスプレイ、ガラス、レンズの研磨材
ガラスの着色・脱色剤(ランタンなど)

・蛍光体・光学材料:
LEDやディスプレイの赤・緑・青の蛍光体
光ファイバの増幅器、レーザー材料
・二次電池・蓄電池:
ハイブリッドカーやバッテリーのニッケル水素電池(ランタン)

3. レアアースの供給と現状

・中国への依存: 中国が世界の生産量と埋蔵量において圧倒的なシェアを持っています。

・リスクと対策: 過去に輸出制限が起きたことや供給リスクがあるため、日本はリサイクル技術の開発や、代替材料(レアアースを使用しない磁石など)の開発を推進しています。

特に次世代自動車やクリーンエネルギー産業の普及に伴い、今後もジスプロシウムなどの重レアアースを中心に需要の拡大が予想されています。

2028年度以降の本格的な国産化・供給網整備に向け、政府主導で技術・採算性の検証が進んでいる。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の探査船「ちきゅう」が、深海からの引き揚げ作業に成功。

推定埋蔵量は約1,600万トンで、これは日本の年間消費量の約800年分に相当するとされる。

ここには中国が独占する重希土類(重レアアース)が含まれている。

南鳥島沖レアアース泥: 日本の排他的経済水域(EEZ)内で、年間使用量の約800年分に相当するレアアースが眠ると推定。

内閣府(SIP)や経済産業省が主導し、約3400億円規模の供給網整備を計画。

中国への依存脱却に向け、国産化への期待が高まっている。

一方でこの採掘には高い技術革新が要求され、この間の動画投稿ではアメリカとの共同開発が行われるよいうな情報がちらりと流されたことがあったが、これはお金を持って行かれるだけで、又、例の献納ぐせの現れかとも思ったが、実態はわからない。

一般人でさえ、深海に存在し、その形や大きさが分かっていれば、想像によっても将来的にどのような掘削や吸引が必要になるか、費用対効果で外国に任せるよりも自国で時間がかかっても技術開発すべきだいうことが想像される。

もし外国がお金を欲しがっているなら、多分時間がかかることを気にかけて急かしにやって来るのは目に見えている。そういうプロパガンダの口上には載ってはならないはず。

しかし日本の政府や役人は詐欺にかかりやすい体質なので気を許すわけには行かないはず。まして経済通商大臣などアメリカに献上するのを常識と考えているらしく、あくまでも想像だけれど、お返しにレアアースの開発を持ち掛けて来るかもしれない。

対中依存からの脱却と国産資源開発の本格化が焦点になる中、2027年までに南鳥島に処理施設を設置し、商業化に向けた実証試験を進めるとか。

コスト面や環境への影響などいくらでも課題はありそうなのに、起こってからでないと手を付けない体質がどこかにある。

輸入先は中国一辺倒ではなく、ベトナム(32.2%)やタイ(4.8%)など、多角化して来ている。又、日本国内には約半年〜1年分の戦略備蓄が確保されているとされる。

レアアースを使わないEV用モーターの開発 も行われ、使用済み製品(磁石など)からレアアースを回収する技術の開発も進んでいるとされる。

レアアース 拡大画像
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レアアースの代替え物質はあるのか 画像
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レアアースの代替え物質はあるのか

レアアース(希土類)の代替物質や、レアアースの使用量を削減する技術は存在し、特に電気自動車(EV)や電機メーカーを中心に開発・実用化が進んでいて主な代替・削減技術は以下の通り。

代替物質は脱レアアース、省レアアースと呼ばれ活発に進められている。

ネオジム磁石の代替

・フェライト磁石: 酸化鉄を主成分とする安価な磁石。性能は劣りますが、形状の工夫などで補う研究が進んでいます。

・サマリウム鉄窒素磁石: ネオジムを使わず、サマリウムと鉄を活用した次世代磁石です。

ジスプロシウム(耐熱性向上)の代替

・微細組織制御: ジスプロシウムを使わずに、磁石の結晶構造を細かく制御することで耐熱性を高める技術が開発されている。

セリウム(研磨剤)の代替

・ジルコニア: 液晶パネルやハードディスクの研磨において、セリウムの代わりに使用されるケースが増えている。

白金(触媒)の代替

・鉄やニッケル: 燃料電池や排ガス浄化用として、高価な白金族を使わず、身近な金属をナノ技術で活用する研究が進んでいる。

完全に置き換えるというより、使用量を劇的に減らす技術と、別の材料への転換を組み合わせて対応しているのが現状。

1. 磁石分野の代替・削減技術(EV・モーター関連)
レアアース(特にネオジムやジスプロシウム)が最も使われる強力な「ネオジム磁石」の代替が急務となっている。

・フェライト磁石の高性能化: 酸化鉄を主原料とする安価なフェライト磁石を使用し、モーターの設計を工夫して出力を高める技術。

・重希土類フリー磁石: 電気自動車の駆動モーターに使われるジスプロシウム(Dy)やテルビウム(Tb)を使用しない、あるいは削減した高耐熱性磁石の開発。

・強磁性窒化鉄系磁石: レアアースを使用しない次世代の強力磁石として研究されている材料。

・粒界拡散法: ネオジム磁石に使う重希土類元素の量を極小化する技術。

2. その他の代替技術

・フェライトを用いたモーター: 昭和電工や安川電機などが、ネオジム磁石の代わりにフェライト磁石を使用したレアアースレスモーターを開発。

・リサイクル: 使用済み製品からレアアースを回収・再利用する技術開発。

代替技術の現状と課題

・高性能化: 代替磁石(フェライト磁石など)はネオジム磁石に比べて磁力が弱いため、同等の出力を出すために大きなモーターが必要になるなど、性能面での課題があります。

・コスト: 代替材料の開発や、製造工程の変更によりコストが高くなる場合があり、中国製の安価なレアアース製品との競争が課題です。

・企業努力: 日本企業は、この地政学リスクを回避するため、数年かけて代替技術を確立し、量産化を目指しています。

レアアースの代替技術は、中国への依存度が高いジスプロシウムやネオジムの供給不安を解消するための「元素戦略」として、日本の自動車・電機産業において急速に進展している。
レアアース あと何年で採取できるか


・2026年1月〜2月: 世界初となる深海(約6,000m)からの試験的なレアアース泥の回収(試掘)に成功しました。

・2027年2月: より本格的な採掘試験が予定されており、1日約350トンの泥を採取する計画です。

・2028年3月まで: 採算性や技術的な課題を検証し、本格的な「国産レアアース」として実用化するかどうかの判断が行われる予定です。

・2030年: 政府は、この時期までに商業的なレアアースの生産体制の確立を目指しています。

課題と見通し

技術的な回収は成功しつつありますが、商業的な実用化には以下の課題があります。

・採算性: 水深6,000mからの長期間・大量採取はコストが高く、中国産など既存の低コストなレアアースと競合できるかが鍵です。

・環境影響: 深海環境への影響を評価する必要があります。

しかし、日本のエネルギー安全保障の観点から、このプロジェクトは「国産レアアース元年」に向けた重要な一歩として進められている。

具体的な案は何もなく何もかも自分のことでなく人任せにしておくと、ビジネスに昔から長けた先進国はずっと先延ばしを餌に共同開発を呼びかけて来て儲けの旨味をごっそりと持って行かれることになりかねない。

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