四面楚歌

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まあこれも有名どころの四字熟語だね。

戦略の劉邦、戦術の項羽と言われるように、このふたりの戦いはまさに戦略と戦術の戦いだった。

項羽は秦に滅ぼされた楚の将軍の一族の出。エリートであり、彼個人の才覚も突出していた。
とにかく強かった。10倍以上の兵力差の相手に圧勝することもあった。
しかし、逆にいえば彼自身が強すぎたために、部下をはじめとして多くのものを信頼することができなかった。
結局、戦術的な勝利を積み重ねても、最後には戦略で上回る相手に滅ぼされてしまう。

劉邦は田舎の農村の出身で、彼自身はなにもできない。
戦えば負けるし、学もないから内政だって人に任せきり。
「百敗将軍」とあだ名されるほどだ。
項羽とは七十余回戦い、七十余回負けた。しかし最後の一回で勝ち、天下を手に入れた。
なにもできない彼の元には多くの人材が集った。
自分よりもはるかに優れた彼らを、劉邦は心から信頼して全てを任せた。

そして垓下の戦いにて項羽軍を囲み、かの有名な「四面楚歌」の場面となるわけだ。

圧倒的な強さを持ちながらも、劉邦を仕留め切れなかったのは、項羽が戦略的な意味でのゴールを持てなかったことにある。
若さも手伝っていたと思うが、個々の戦闘でいくら勝とうが、やはり大局を制することができなければ意味がない。

この故事は有名なのでその意味までは解説しなかったが、いろいろな含蓄がある四字熟語だ。
もしもこれから何か大きなことを成し遂げたいと考えている人がいるなら、しっかりと大局を見据えて行動してほしい。
その場その場の失敗や成功に一喜一憂せずにいれば、いずれ掴みたいものを手にすることができるだろう。

プラセンタの効果

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