投資意識向上への光明
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カテゴリ ・ 資産運用
#23149
日経平均株価の上昇はなお続き、現在は1万5000円を超えたところで推移している。
この流れに乗って、個人投資家による取引も活発になってきており、また、投資信託への資金流入も続いているようだ。
他方で、株価上昇が過熱気味なのではないかという指摘も出始めており、
この勢いがどこまで続くのかは不透明な部分もある。
もちろん、実力以上に株価が上昇しすぎるバブルのような事態は望ましいものではない。
しかし、日本のマネーが株式相場に流れていること自体は、肯定的に評価すべきことだと思われる。
幼少時から投資についての教育が施されることの多い欧米等に比べ、我が国においては、
金融に関する教育を受ける機会が著しく少ない。
金融機関等に務める者はともかく、そうでない者は、「投資」という言葉に対して嫌悪感や抵抗感を抱いている傾向が強く、
その結果として、資産の多くが預貯金等の形で保有されている。
金融教育の重要性については別の機会に譲ることにするが、ともかく、名目額の減少にのみを必要以上に恐れ、
運用をほとんどしないという傾向は、実は大きなリスクをはらんでいる。
近年ようやく、安全資産からリスクマネーへの資本移動を促進しようという動きが国家的に始まっており、
影響を見守っていきたいが、少なくとも一朝一夕で変えられるようなものではない。
最近の株高傾向が、「投資をしないと損なのでは」という意識形成を通して、
投資に対する国民の意識改善の一助となることを、期待したい。
(『日本経済新聞』2013/5/16 参照)
この流れに乗って、個人投資家による取引も活発になってきており、また、投資信託への資金流入も続いているようだ。
他方で、株価上昇が過熱気味なのではないかという指摘も出始めており、
この勢いがどこまで続くのかは不透明な部分もある。
もちろん、実力以上に株価が上昇しすぎるバブルのような事態は望ましいものではない。
しかし、日本のマネーが株式相場に流れていること自体は、肯定的に評価すべきことだと思われる。
幼少時から投資についての教育が施されることの多い欧米等に比べ、我が国においては、
金融に関する教育を受ける機会が著しく少ない。
金融機関等に務める者はともかく、そうでない者は、「投資」という言葉に対して嫌悪感や抵抗感を抱いている傾向が強く、
その結果として、資産の多くが預貯金等の形で保有されている。
金融教育の重要性については別の機会に譲ることにするが、ともかく、名目額の減少にのみを必要以上に恐れ、
運用をほとんどしないという傾向は、実は大きなリスクをはらんでいる。
近年ようやく、安全資産からリスクマネーへの資本移動を促進しようという動きが国家的に始まっており、
影響を見守っていきたいが、少なくとも一朝一夕で変えられるようなものではない。
最近の株高傾向が、「投資をしないと損なのでは」という意識形成を通して、
投資に対する国民の意識改善の一助となることを、期待したい。
(『日本経済新聞』2013/5/16 参照)
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