個人的には魚より肉だが

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「宇宙航空研究開発機構(JAXA)と漁業情報サービスセンターは、地球の降水量や海を観測する人工衛星「しずく」を活用してサンマやマグロの漁場を効率よく探す手法を開発した。観測データをもとに水温の分布を調べ、これまでの経験も参考に魚が集まりやすい場所を漁船に伝える。約3千隻が試したところ、魚の群れを探し回る無駄がなくなって燃料を平均2割節約できた。JAXAは宇宙技術を新たなサービスにつなげる。
 「しずく」は2012年5月に鹿児島県からJAXAが打ち上げた。地上700キロメートルの宇宙で地球から出る電波を測り、地球上の水の動きをとらえる。電波は雲があっても遮られない。昼夜や天候を問わず、2日で地球全体の海水温や各地の降水量などが分析できる。
 マグロは水温セ氏18度、サンマはセ氏13度と魚は種類によって好む水温がある。海の温度はゆっくりと変わっており、衛星のデータから海水温を毎日解析し、詳細な温度地図を作る。広大な海の中から漁場を予測し、漁船が魚の群れにたどり着く確率が飛躍的に上がる。」
(日本経済新聞“http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG21005_V20C13A5MM0000/”)

技術レベルの高さにもかかわらず、普段、そのすごさや便利さを実感する機会はそれほど多くないであろうJAXAの人工衛星であるが、こういったニュースに接すると、身近な所にもその有用性が生かされているのだと実感できる。
海に囲まれた我が国においては、食料としての魚を含め、水産資源の活用は重要な関心事である。次にサンマの塩焼きと向かい合った時には、JAXAの技術力とその恩恵とに思いを馳せつつ食してみてもいいかもしれない。

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