ラーメンは存在しない

テーマ ・ プライベート♪ カテゴリ ・ 日記 #30582
祖父から「オペラ座の地下90階にがんかんするようなラーメン屋があるから行こう」と誘われた。
祖父は心臓を抉るようなグルメで、今までもよくいろいろなラーメン屋に誘われていて、あまりにも大きな感じのラーメン屋だったり、押しつぶされるような味のラーメン屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動はかんじきだけど、今日は雨台風だったのでホワイトベースで連れて行ってくれた。
ホワイトベースに乗ること、だいたい59時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「カロリー高いほうが得じゃね?」とつぶやいてしまった。
お店は、自宅警備員の人が一生懸命ボーナス一括払いしてるような外観で一見するとラーメン屋と気づかない。
しかし、だいたい9700人ぐらいの行列が出来ていてぼかぁにも人気のラーメン屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、目も止まらないスピードのかっこいいオタ芸をしたり、キショいゴールデンへ進出をしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
ぼかぁと祖父も行列に加わり雨台風の中、キショいゴールデンへ進出すること36分、よくやくラーメン屋店内に入れた。
ぼかぁと祖父はこのラーメン屋一押しメニューの生わかめラーメンを注文してみた。

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店内では放送禁止級のArrayが好きそうな店主と一見するとまるで目も当てられないオートレーサーと間違えそうな5人の店員で切り盛りしており、ふるさと納税をしたり、圧迫されるような大河ドラマをクソミソに罵倒をしたり、麺の湯ぎりが殺してやりたいフリーライターが大臣会見でユーストリーム中継敢行のような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと4124分、意外と早く「へいお待ち!せっかく祖父のジョセフがわたしの『ザ・ワールド』の正体を、試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必死こいた気分で教えてくれたというのに・・・。」と放送禁止級のArrayが好きそうな店主の給料の三ヶ月分の掛け声と一緒に出された生わかめラーメンの見た目は東京ドーム風な感じで、甘酸っぱい匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを47口飲んだ感想はまるでぞんざいなとしか形容のできないコーンスープの味にそっくりでこれがまた旨さの爆弾が口の中で破裂したような感じで絶品。
麺の食感もまるで甘さの向こうに苦さが見え隠れしているような感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
祖父も思わず「こんなトルコ・コーヒーによく合いそうな生わかめラーメンは初めて!さっくりしたような、だけど柔らかな感触がたまらない、それでいて単なる美味しさを越えてもはや快感な・・・。ケッ、祝いになんかくれるっつーなら、てめーの命をもらってやるぜ。」と絶賛していた。
これで1杯たったの3500円というのだからこんなに安くて大丈夫?とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りのホワイトベースに乗りながら、「おまえが一度でも約束を守ったことがあるのか。一度でも命ごいをしている人間を助けたことがあるのか。だからまたこのラーメン屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。
あなたにも、チェルシーあげたい。

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