節分の豆は、年男がまく(前野岳洋)

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毎年、節分の日のテレビ・ニュースや新聞には、人気俳優や歌手などが年男として神社やお寺の豆まき役をつとめている光景が出ます。

年男というのは、正月の祭りの祭主のことで、一家を代表して正月行事のいっさいを取りしきる男子をいい、その家の主人とか長男があたりました。

年の暮れの煤払いの行事から、松迎え、藤携機の飾りつけ、しめ繕張り、若水汲みなどが年男の役でした。

裏千家では、初釜に使う若水汲みは当代の家元の役目です。

ところが、本来は家の主人の役目であったものが、しだいにこれを家来や召使いなどにやらせたり、厄年に当たった者から選定するようになりました。

最近は、その年の干支にあたる人をみんな年男と呼ぶようになりました。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)

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