「問題となる行為の発見」

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非行(万引きや暴力行為等の反社会的行為及び薬物乱用、家への引きこもり、怠学等の非社会的行為を含む)に走った中学生・高校生の生育をみると、小学校時代にも同じ様なことがあったが、幼稚なことで放任されたか、うやむやのまま過ぎたという例をもつ割合が大変高いようです。

小学校中学年の学級には、「万引き」の経験者が何人かいることが多いものです。

また、結果としては「親にうそをついていた」という経験をもつ子もかなりいます。

この年代の正しいしつけ、道徳性の育成を怠ってしまうと、以後の成長の過程に重大な心配の種をつくってしまうことになります。

その意味で、「問題となる行為」の発見は、保護者の皆さんも担任も大事なこととして努力する必要があります。

子どもは成長するにしたがって、学習・性格・行動・身体の問題や、進路に関すること、生活環境など、あらゆる領域にまたがっていろいろな問題をもつようになります。

社会規範に違反し周囲に害を及ぼすような反社会的問題行動は目立つため、多くの人々に眼を向けられやすいのですが、子どもの内面的な問題はみえにくいものです。

いずれにせよ、子どもはだれでも問題行動の要因をもっていると考えられます。

ですから、いつ、どのようなきっかけで問題行動を起こしても不思議ではないのです。

このように考えると、だれもが問題要因をもっているという前提に立ち、問題行動の予防の在り方を考えることが重要です。

金石茂和(マナー啓発スタッフ)

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