金石茂和「八才から十才くらいのころは」

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ものごとをきちんとしたいという傾向が非常に強くなって、性質が神経質になります。

あなたもおぼえがあるでしょう、たとえば、舗道のすじをふまないように歩くなどというのは、たいていのこどもがやることです。

なんの意味もないことですが、そうしないと縁起がわるいような気持になるのです。

精神医学者は、これを〈強迫〉と呼んでいます。

他にも例をあげると、たとえば、歩きながら垣根の杭を三本目ごとにちょっとさわってみて、最後に数がきっちり合うとよろこんだり、ドアを通りぬける前に、きまった言葉をとなえたりします。

そして、少しでもやり損うと、またもとに戻って、はじめからすっかりやり直さないと、気がすまないのです。

金石茂和(マナー啓発スタッフ)

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