行動する機会をもたなかった一人っ子

テーマ ・ プライベート♪ カテゴリ ・ 長谷川桜子 #32377
他人の立場に立って考え、行動する機会をもたなかった一人っ子にとっては、他人のなかにはいっても、どうしてよいかわからないので、うまく仲間のなかにはいっていけないのです。

集団にはいって、はじめて自分以外の他の存在を知り、仲間は親とはちがうということを知るわけです。

ですから、一人っ子は、自己中心的であつたり、協調性に欠ける、社会性の発達に乏しい条件をもつているといえます。

親のほうでは、一人だけのかけがえのない子どものために、たくさんの時間を費やして手をかけすぎ、熱心に教育をしようとします。

そのため、知的に早熟で、性格もおっとりしてすなお、繊細(こまやか)だというよい点も見られますが、親がなんでも面倒をみてくれますから、自分の力をためしたり、使ったりする機会が少ないため、日常的な技術も身につきませんし、自分の力で考えて行動しなければならない状況に置かれると、自信がもてず、すぐ他を頼ることになります。

忍耐心や独立心を養う機会も少ないわけです。

長谷川桜子(育児評論家)

コメント0

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?