部屋に湯気を立てる(長谷川桜子)

テーマ ・ プライベート♪ カテゴリ ・ 長谷川桜子 #30135
カゼをひいているときは、着せるものをおろそかに考えてはいけません。

からだ全体を、平均してあたたかく気持よくしてやることが大切なのです。

ベッドから起き上って遊ぶときには、パジャマの上から、うすいセーターやガウンなどをはおらせ、上半身を脚のほうとおなじ暖かさにしておかなければいけません。

脚のほうにばかり毛布をかけすぎるのもいけません。

部屋があたたかければ毛布は一枚で充分です。

脚の方があつくて、汗をかいているのに、上半身は寒いといったことは感心しませ
ん。

この、からだ全体をおなじ程度の暖かさにしておくという原則は、起きて遊んでいるときも変りません。

体だけでなく、脚をよく包むのを忘れないことです(床に近い低い所ほど寒いし、風もよく通ります)。

ズボンをはかせるのが一番いいのですが、長靴下とか長いズボン下でも間に合います。

こどもが遊ぶ部屋の温度は、22度ぐらいにしておきます(健康なときの理想的な室温は20度ぐらいです)。

そして夜の間も、ある程度あたたかくしてやる方がいいのです。

つまり、窓を閉めておくことです。

そうすれば、夜中に冷たい風が吹きこんだり、ふとんをはいで、体をひやす心配がありません。

冷た�い空気は、健康なときは、からだを丈夫にしますが、カゼをひいているときには、ちょっと危険です。

部屋の空気がこもるのが心配なら、廊下に面したドアを開けておくか、さもなければ、2,3分カゼをひいているとき、湯気を立てるなり、何か工夫をして部屋の湿度を高くするように、医者が注意することがあります。

こうしておけば、空気が乾燥するのを防ぐことができるので、炎症をおこしている鼻やノドがいくらかラクになります。

乾いた空セキが出るときや、クループ(喉頭炎でゼーゼーいうとき)などには、ことに効果があります。

ただし、暖房のいらないあたたかい季節には、むろん、この必要はありません。

長谷川桜子(育児評論家)
🐾 1

コメント0

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?