金石茂和「フジ その1」

テーマ ・ くらし カテゴリ ・ 金石茂和 #24932
「藤波の花は盛りになりにけり平城の京を思ほすや君」

「奈良の都はいまごろ、さぞかし藤の花がきれいに咲き誇っていることでしょうね、ねっ、長官!」

といった意味で、太宰府長官だった大伴旅人を大伴四細が慰めた歌です。

フジは日本原産で『万葉集』にはこのほかに数多くのフジの歌が残されています。

当時、フジは藤原氏のシンボルだったので平城京のおかれた奈良には、とくにフジの花がたくさん植えられていました。

花房がニメートルもの長さにたれ下がる春日大社の砂ずりのフジは、一見の価値があります。

金石茂和(マナー啓発スタッフ)

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